前回のあらすじは・・・・・
http://yume-machi.jp/reform/sample/outside/754
通路側にお祖父様がお花などを育てたりされていた結構大きな温室がありました。亡くなられてからは一切ご家族は誰も使われなくなり放置状態でした。
広いお庭にはたくさんの樹木や草花が植えらたりと庭園として手を入れられていたみたいでした。しかし、亡くならた後はお庭をメンテナンスをされる方がいらっしゃいませんでした。
倉庫解体では結構大きな建物でしたので時間がかかるのではと思っておりましたが躯体が木造だったりしたので大工さん2人で1日で終了できました。
倉庫解体終了後は土間コンクリートを打つために泥を削り取る作業が必要でした。通路からお庭までの高さが20cmあり横幅が約12mあったので泥を削り取って泥処分するのに往復を10回くらい繰り返し夏の暑い時期でしたので大変でした。
すき取り作業終了後はお庭の周りにコンクリートブロックで土留めをして崩れないように縦横の鉄筋を入れて三段から二段積みで組んでいきます。栗石は5cm程度敷き込み転圧機で押し固めてダンプなどが駐車しても割れないように下地をしっかりするのが大切です。
下地をしっかり固めた後はワイヤーメッシュで配筋工事をしていきます。ワイヤーメッシュは鉄筋の厚さ3.2mmピッチは150mmの大切横90cm縦180cmのシートを重なり合うようにしながら敷き込みます。コンクリートを流し込み時に鉄筋が真ん中にくるようにスペーサを入れていきます。
土間コンクリート打ち工事の生コンの配合は18ー18ー25にします。スランプ8とかなるべく固くして打つと固いコンクリートができます。しかし、水セメント比によって職人さんが打ちにくいと嫌がるのでなるべく左官屋と打ち合わせをして生コンは準備したがいいですね。
駐車場の幅が広い場合は目地割れ防止を2mから3m間隔に入れる必要があります。目地材にはゴムやスポンジを入れたりしますが今回はエキスパンタイ材を土間コンクリートを打つ前に設置して施工しました。