まだまだ夜は温か~いお風呂が恋しい季節ですが熱いお風呂で、しかも一番風呂にはヒートショックの危険性が潜んでいます。
年間に1万人以上の高齢者がヒートショックで亡くなっているというデータもあり、早急に予防策を考えたいものです。
ヒートショックは急激な温度変化が一番の原因になるのでシャワーを使って浴室を温めましょう。シャワーを使って15分給湯すると10℃室温が上がります。
脱衣場にも簡易の暖房器具があるといいですね。
浴室暖房乾燥機を既存の浴室に取り付けると簡単に浴室の温度を上げることができるのでシャワーを出しっぱなしにするのに抵抗がある方にはこちらもお勧めです。
お湯の温度は41℃以下に設定し、長湯は避け10分くらいで上がるようにします。
首まで浸かるのは心臓に負担になるので胸の高さ位にしましょう。
飲酒後は血管が拡張し血圧低下が起きやすく、体の動きも鈍くなるので飲酒をするなら入浴後に。
浴槽から上がるときは、急に立ち上がると立ち眩みが起こり転倒のリスクが高まるので、前かがみでゆっくり立ち上がりましょう。
浴室に手すりを取り付けておくと、万が一めまいが起きたときにつかまることができ転倒を防ぐことができますね。
ヒートショックは小さなことに注意を向けることで回避できることも少なくありません。
快適に安全に入浴を楽しむためにも今一度身の回りの危険性を認識し対策に取り組んでいきましょう。
松本
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