外壁のゴムの部分が割れて隙間ができてもそのままで大丈夫？【佐世保市H町】

外壁についてお客様からのご相談

西側の外壁のゴムの部分が割れて下地が見えていてもそのままでも大丈夫よね？とO様よりご相談がありました。

さっそく、お宅へ訪問。

H町国道の東側沿いにある建物。

築18年で今まで外壁の塗装はされておりませんでした。

O様はあと２・３年したら塗装を一緒にしたいとお考えでした。

建物の全体の現状を把握させていただくため調査を実施。

外壁部分にコケが生えているな・・・・・

サッシ下に黒い雨染みがあるな・・・・・

釘の浮きがあるな・・・・

釘の周り割れているな・・・・・

壁の防水が切れてチョーキング現象になっているな・・・・

問題のゴムの部分・・・

劣化程度は全体的にゴム痩せ、ひび割れ、硬化しますね・・・・

簡単な現状報告させていただきました。

後日、外壁現況報告書を提出いたしました。

ひとつひとつの外壁の状態を写真で見ながらご説明させていただきました。

ご相談であるシーリングの劣化については一部外壁を張り替えないといけない被害状況でした。

O様と打ち合わせさせていただいた結果・・・

来年外壁を塗装するので外壁張り替え部分のみ補修をして欲しいとなりました。

シーリング材は品質や施工状況によっては劣化経過が早い場合もあり建物によってはバラツキがあるようです。

外壁との相性もありますが通常、外壁シーリング材交換時期は１０年を検討いただく必要があります。

しかし、外壁シーリグ材のみの交換の場合でも足場が必要となる場合が多いため外壁の塗り替えと一緒に検討いただくケースが多いと思います。

屋根・外壁・シーリング材の塗り替えは早め早めに実施検討いただき計画的にマンション積み立てと同様な資金計画が重要ですね。

外壁シーリング材は雨漏りから内部への若干の侵入を防ぐ１次防水になっています。

１次防水からの雨水があっても２次防水である防水シートがしっかり施工してあれば雨漏りは通常は問題ありません。

ただ・・・・そのまま長期で放置されると雨漏りの要因になる場合がありますので早めの手当てが必要となります。翌日、O様へは全体の塗装の見積をお持ちして提案させていただきました。

あなたのお家のシーリング材の隙間が見えてきていませんか？一度専門の方に見てもらってはいかがでしょうか。