トイレの床が濡れている・・・【佐世保市】
先日、佐世保市のK町のお客様より、
「毎日、便器の下の床に水たまりがあって、タオル引いても毎回拭いても濡れているの。普通にトイレは使えるんだけど…円田さん修理してくれませんか?」
と連絡があり、便器の下の水たまりの原因を突き止めて修理してほしいというトイレについてのご相談がありました。
現地に行ってみると、
お困りごと
トイレ掃除していたら…便器下の縁周りに水が!!便器は通常使えるのに便器の下にタオルを引いてるが水がしみてくるの何故?
床が濡れているということはトイレを流すための給水、トイレを流した後の排水が通常の通り道を外れている可能性があるということですね。
原因特定のため水漏れ箇所チェック
そこで今回は、トイレの水漏れが疑わしい場合に円田設計が行ったどなたでもできる簡単なチェック方法をチェックのポイントと説明をあわせてご紹介いたします。
可能性チェック
a男性の小便は立つか座るか
チェックポイント:まずは家族の男性陣に聞いてみましょう。
bウォシュレットは何年前から使っているか。また、ウォシュレット本体左側に操作部分の下に膨らんだ形のタンクみたいのが下部にが濡れてないか
チェックポイント:一度本体をタオルで吹き上げてみる。
c最近トイレを器具を外したり、部品を外したりして掃除はしていないか
チェックポイント:ネジ等の下を水で濡れていないか確認してみてください。※ボルト等を強く握ると手が切れる事もあるのでご注意。
e部屋の中に窓はあるか
チェックポイント:窓からの雨の降込みはないか。窓本体のアルミサッシ部分に水滴がついていないか。
f換気扇は付いているか
チェックポイント:換気扇から雨水が侵入していないか。大小に関わらず風の向きによって入ることもあり。
g最近トイレのリフォームしていないか
チェックポイント:工事の上でボンドを付け忘れやボルトの本締めし忘れる事もあるので業者さんに確認してもらってください。
h高齢者や子どもさんはいるか
チェックポイント:おトイレの失敗がないか。手洗いの際に水を下に落としていないか。
iマンションでないか
チェックポイント:壁の端っこに水がたまっていないか。鉄筋コンクリート造等の建物には湿気により結構水がたまっていることがあるので注意。
j床は叩いたら固いコンクリートみたいか、または床はタイルか
チェックポイント:床が冷たくないか。部屋の温暖差によりタイル部分に湿気が付着していることもあり。
k便器やウォシュレット本体に損傷等 ヒビ きれつ 変色 剥離ないか
チェックポイント:ホースの部分が濡れていないか。便器とウォシュレットの間は濡れていないか。
l トイレのバルブ 止水栓は完全に開けているか
チェックポイント:トイレタンクから壁や床に水道管が取り付けてあるか。バルブをドライバーで開け閉めを繰り返して動くか。バルブが動かない場合は近くの水道屋さんに相談。
m ペット 犬、猫を飼ってるか
チェックポイント:飼われているペットがマーキングしていないか。
このように、使用方法による水漏れや水濡れ、環境や設備の不具合など水漏れの可能性は多岐に渡ります。原因が定かではない場合は一つ一つ可能性を潰していくことが原因究明の近道ですね。
今回の水漏れの原因は?
原因
用を足した後に流した手洗の水がロータンクから勢いで水があふれてました。
便器の横にあるホースまた水道管を確認。
下のが止水栓です。
止水栓を少しマイナスドライバーを使って水を流しながら微調整してオーバーフローしないことを確認していただけたら問題解決できました。
詳細
タンク手洗付きの手洗吐水口からの水がロータンクに勢い良すぎて跳ね返りタンクをつたって便器下の縁周りに水がじんわりたまっていったみたいです。
みなさんご自分でやってみてはいかがですか?
<所感>
さいごに
いかがでしたでしょうか?水が止まらないとなると不安になったりすることもあるかもしれませんが、まずは落ち着いて水が漏れる原因を究明し、必要な対策を行うことであっさりと水が止まることもあるのでぜひチェック項目を覚えておいてくださいね。